JavaScript: continue文
このページではJavaScriptのcontinue文について説明します。
continue文は次の繰り返しからループ文を再開します。 break文はループの終了、continue文はループの再開であることに注意してください。
書式
continue;
continueの後にラベル名を指定することもできます。その場合は次のとおりです。
continue ラベル名;
ループの種類による意味の違い
continue文は次の繰り返しから処理を続行するのですが、ループの処理によって意味が異なります。
- whileループ
- 先頭で指定された条件式が評価され、その結果がtrueの場合、ループの本文を始めから実行します。
- do/whileループ
- ループの最後に行って、指定されている条件式が評価されます。その結果がtrueの場合、ループの先頭から再開されます。
- forループ
- 増減式を評価してループ変数を更新します。それから条件式を評価し、次の処理を再開するかどうかを判定します。
- for/inループ
- 次のプロパティ名から処理が再開されます。
使用例
次のプログラムは i が3の時にcontinue文を実行し、次のループへ進みます。 その結果、3だけが表示されません。
for (var i = 0; i < 5; i++){
if (i == 3){
continue;
}else{
console.log(i);
}
}
// 実行結果
0
1
2
4