JavaScript: 数値の桁数をそろえる(ゼロパディング)

数字の桁数を揃えるには、一度文字列にして、slice()メソッドを使うと簡単に実現できます。

コード例

// 2桁
var str = ('00' + num).slice(-2);

// 3桁
var str = ('000' + num).slice(-3);

例えば2桁の数字「16」を3桁の「016」にしたい場合は次のように記述します。

var num = 16;

var str = ('000' + num).slice(-3);
console.log(str); // 016

slice()メソッド

slice()メソッドは、文字列の一部を切り出して、新しく作成した文字列を返すメソッドです。

引数に負の値を指定すると、最後尾から指定した文字数を切り出します。 「-2」と指定した場合は、最後尾から2文字を切り出すことになります。

// slice()メソッドの動作

// 先頭から3文字
console.log('12345'.slice(0, 3));   // 123

// 3文字目から最後まで
console.log('12345'.slice(3));      // 45

// 末尾3文字
console.log('12345'.slice(-3));     // 345

指定桁数を超える場合

数値が指定した桁数を超える場合の動作を見てみます。

2桁を取得したいのですが、「num=123」と3桁の数値が入っていた場合は、 末尾の2桁である「23」になります。

var num = 123;

var str = ('000' + num).slice(-2);
console.log(str); // 23
JavaScript入門